2014/3/16 ホーム開幕 第2節ガイナーレ鳥取戦を観てきました

いよいよツエーゲン金沢の2014年シーズンが到来してホーム開幕戦となりました。

当日の空模様は小雨混じりであいにくの天気となりましたが、動員人数2500人とJ2昇格条件に少し届かず。まあ、去年から比べればJ3効果もあってか、とりあえずはよしと行ったところでしょうか。本当にJ2に上がれそうと現実味を帯びさせるような順位をキープしてもらいたいところです。

今シーズンは半数以上の選手が入れ替わって、チームはどうなるのかなと心配していましたが、去年の課題だった守備に関しては、4バックとシステムを変更してまずまず機能していたように感じます。その要因はCBの3作田選手と5太田選手にあります。この2人のおかげで去年ならぶち抜かれて決定機となっていたシーンでも、追いついてピンチをかなり減らしていたと思います。あとは、両サイドとボランチのサポートも出来るようになれば今年は安定して守備はみられる印象を受けました。

攻撃に関しては、残念ながら現状では去年よりもかなりチーム力が下がって振り出しに戻った印象。まずGKからのビルドアップからして危なっかしく、苦し紛れのバックパスからの中盤放り込み、ビルドアップも行わない放り込みも多かったと思います。パス回しに関してもまだチームとしての連携という感じにはなってなかったと思います。10佐藤や7清原、9辻のスルーを期待するいい走り込みはいくつもありましたが、残念ながらまだボールはやって来ず。唯一あったかな、というのは15保崎の左サイドに人が詰まって来た際の右サイド2阿渡への超広いサイドチェンジ。去年は大槻がやっていた役を保崎が出来るようになって来たのが嬉しいです。もの凄いスピードのフリーキックも枠内に飛んで行きましたし、強脚みたいですね。結果につながっていくよう期待します。個々の足元やトラップはうまい選手ばかりだとは思ったので、個々の選手の特性を早くつかんで去年のようなパス回しが早く出来るようになって欲しいですね。

あと不満なのは交代の遅さでしょうか。特にパウロの投入の遅さ。5分前なら出す必要ないんじゃとも。その短いでもチャンスを2度程作れていたと思うので惜しい采配だなと。現状のチームとしての連携がうまく行ってない現状では特に、一人でドリブルで突破できる選手は貴重な存在かなと。次戦ではもう少しその辺も考慮して、まともに結果の出せる時間帯からの投入をお願いしたいものです。

次戦はアウェイで長野との対戦。いよいよ今シーズン、ツエが戦えるのか占える一戦ですね。楽しみです。